SHOSENJI(浄土真宗本願寺派 光寿山 正宣寺)

後悔しない葬儀

葬儀をするにあたって

 かけがえのない大切な方の死… それは何よりつらいものであり、しかしまた誰もがさけることの出来ないことです。

 私たちは昔から、悲嘆(ひたん)に暮れる遺族・縁者(えんじゃ)と共に亡き人を「(とむら)う」という行為を営んできました。

 葬儀という大切な儀式を行うことにより、亡き人の「いのち」の尊厳を守り、人と人とのつながりの中の「いのち」であることに気づかされてきたのです。

 葬送儀礼(そうそうぎれい)の本来の意義を考えることは「いのち」の意味を考えることなのです。時流に流されることなく、心のこもった葬儀を行いましょう。

後悔しない葬儀のヒント

所属寺院がある場合は、宗派・寺院名・連絡先を把握しておき、事前に住職と葬儀について、相談しておきましょう。普段から寺院とのご縁を深めておくことも大切です。

故人生前の葬儀に関する要望にしばられすぎないようにしましょう。大切なのは遺族の思いです。

浄土真宗では本来、法名(ほうみょう)は生前に本山(ほんざん)帰敬式(ききょうしき)を受式していただくものですが、生前に受式できなかった場合に限り、葬儀時にご門主に代わって住職よりいただくことができます。その場合の費用はかかりません。

院号(いんごう)をご希望の場合は、住職に依頼して本山から正式にいただきましょう。

所属寺院がない場合は、近隣の寺院の情報を調べておきましょう。

大切な儀式を依頼するわけですから、信頼できる寺院を探すことが重要です。葬儀社からも紹介を受けることが出来ますが、手数料の取られないことの確認をしましょう。

葬儀は本来、故人やご遺族とご縁がある方々が共に(いた)み弔うものです。特別な事情がない限り、出来るだけご縁のある方々にはお知らせしてお参りいただきたいものです。故人の友人関係等を生前中に確認しておくことも重要です。

どのような葬儀にするか寺院・葬儀社等とよく確認し、葬儀本来の意義を損なうことのないようにしましょう。打ち合わせの際には、なるべく住職に同席してもらったほうが良いでしょう。

布施(ふせ)は儀式や読経の料金ではありません。料金として金額を提示し、請求するような行為は本来のお布施ではありません。

葬儀以後の中陰(ちゅういん)法要等は住職と相談の上、可能な限り、日程通りお勤めいたしましょう。

失敗しない葬儀社の選び方

良い葬儀社とは、遺族の気持ちを「聞く力」を持ち、限られた予算の中で、故人の尊厳を損なうことなく、様々な配慮ができるところといえるでしょう。

急いで葬儀社を決める必要はありません。住職に相談しても良いでしょう。またあらかじめ葬儀社の情報を調べておくのも大切です。ただしその際、チラシ広告やインターネットの情報だけに頼るのは危険です。

葬儀内容を打ち合わせるとき、葬儀社に遺族の意思と予算をきちんと伝えなければなりません。特に必要のないオプション等は要注意です。住職に相談しても良いでしょう。

葬儀社等の費用積立制度(生前契約)には、誤解が生じている場合があります。すでに加入されている場合は、契約内容をよく問い合わせ、納得出来なければ自由に解約出来ます。
(但し、手数料が発生する場合があります)

浄土真宗本願寺派における葬送儀礼の流れ

1.ご家族などが亡くなられたら…

2.寺院へのご連絡・ご相談

3.葬儀社へのご依頼(寺院からも依頼できます)

4.臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)(枕経 出来るだけご自宅にて)

5.寺院・葬儀社との打ち合わせ

6.親族・知人・近隣へのご通知

7.納棺(のうかん)勤行

8.通夜

9.葬儀

10.火屋(ひや)勤行(火葬場)

11.収骨(しゅうこつ)勤行(火葬場)

12.還骨(かんこつ)勤行

13.中陰法要(初七日から六七日まで)

14.満中陰法要(四十九日)

※寺院・地域によって違いはあります。

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