浄土真宗本願寺派 光寿山 正宣寺

お盆会法要

2011年8月1日(月) 14:00~

お盆会法要 8月1日(月)午後2時より 「盆会」とは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を略したもので、お釈迦様のお弟子目連(もくれん)尊者の母が、仏法によって餓鬼道の世界から救われたという故事からおこった法要で「歓喜会(かんぎえ)」ともいいます。浄土真宗の念仏の行者は、阿弥陀さまに救われてお浄土に生まれるのだから、餓鬼にも怨霊にもなっているはずがありません。餓鬼になっていないものに施餓鬼をする必要はありません。浄土真宗で「お盆会」を勤めるのは、追善をするということではなく、阿弥陀さまの限りないひかりといのちを背景にして、すでに浄土に生まれて限りないいのちに溶け込んでいかれたご先祖をしのびながら、私の今のいのちの意味と方向を確認していくための法要です。今日の私があるのは、遠いご先祖からのいのちの流れのうえにあるのです。私をあらしめてくれたご先祖をしのび、自分のいのちの根源に思いをいたすということは大切なことです。阿弥陀さまの願いの中で、亡くなった方と、生きているものとが交流していくようないのちの確認の法要が「お盆会」なのです。また初盆の方は、逆に忘れられない辛い思いで迎える方も多いかもしれません。「お盆会」の法要を通して、お浄土へ帰らせていただいて、本当の安らぎをえている人だということをはっきりと確認することなのです。そして死別は永遠の別れではなくて、やがてまた同じ浄土で再開することができるのだということを信知していくことが大切なのです。心の傷をいやしていただけるご縁となればと思います。

講題

先祖供養と浄土真宗

講師

住職

タイムテーブル

14:00 お勤め
14:30 講義(途中休憩10分)
16:00 恩徳讃、閉会

※当該時間帯に関西電力の計画停電が実施される場合は、中止とさせていただきます。その際は、当ウェブサイト、寺院前掲示、Facebook、Twitterでお知らせいたします。

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