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常例法座 『歎異抄』を読む 第19回
2013年7月1日(月) 14:00~
『歎異抄』は親鸞聖人のお弟子・唯円坊が書き残した書物だといわれておりますが、親鸞聖人のお言葉を正確に書き残しております。その点では親鸞聖人の書物に匹敵する書物です。
親鸞聖人が書かれた『教行証文類』は、師・法然聖人の念仏往生が仏教の真理であることを経論釈で証明されているので、内容が非常に難しいのです。
しかし、『歎異抄』は唯円坊が親鸞聖人と一緒に暮らしながら、聖人が話された言葉の中に非常に深い意味を味わって書き残されました。親鸞聖人さが1番表れた書物なのです。
第19回では、第八条「いそぎ浄土へ参りたくない」についてお話しします。
また浄土へいそぎまゐりたきこころのなくて、いささか所労のこともあれば、死なんずるやらんとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。
〈意訳〉
また急いで浄土へ参りたいというような思いがなくて、ちょっとした病気でもすると、もしや死ぬのではなかろうかと心細く思うのも煩悩のしわざです。
〈内容〉
1.後世者とは
2.明遍僧都と蓮華谷聖
3.俊乗房重源(大仏上人)
4.法然聖人の門下 常陸敬仏房と松蔭の顕性房
5.法然聖人ご法語「生けなば念仏の功つもり、死なば浄土にまいりなん。」
6.結論「大悲は凡情をつつむ」
ぜひお参りください。
講師
住職
タイムテーブル
14:00 | 勤行『正信念仏偈』 |
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14:35 | 講義(途中休憩10分) |
16:00 | 恩徳讃、閉会 |