2019年度 ビハーラ大阪「ビハーラ講座」開催について(ご案内)
2019年6月25日をもちまして、参加申込みを締め切りました。
謹啓 慈光照護のもと、益々ご健勝にてご活躍のこと、大慶に存じあげます。
平素は、教区内諸行事にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。
さて、今般、ビハーラ大阪にて標記研修会を下記の通り開催いたします。
この度のご講師は、龍谷大学短期大学部社会福祉学科教授である黒川雅代子さんをお招きし、ご自身が代表を務める「遺族会ミトラ」の活動の具体的事例を交えて、遺族に寄り添うこと、支援のあり方についてご講義をいただきます。
つきましては、教区内寺院門信徒の皆さまにも、広く学びを深めていただきたく存じますので、万障お繰り合わせのうえ、ご参加くださいますようご案内申しあげます。
日時
2019年7月2日(火)15:00~17:00 ※受付14:30
会場
本願寺津村別院 2階 二尊堂・第2会議室
講師
黒川雅代子 さん(龍谷大学短期大学部社会福祉学科教授)
講題
遺族に寄り添うこと-具体的な事例をふまえて-
概要
親の死は、自分の過去を失うこと
配偶者の死は、自分の現在を失うこと
子どもの死は、自分の未来を失うこと
友人の死は、自分の人生の一部を失うこと
グロールマン『愛する人を亡くした時』
かけがえのない人を失った遺族は、その先の人生の筋書きを大きく書き換えていくプロセスを歩むことになります。本来は故人とともに歩むはずであった人生の筋書きを書き換えるプロセスは、苦痛を伴い、それなりの時間も必要であると考えます。
遺族に寄り添うということは、直後の強い悲嘆反応に寄り添うだけではなく、故人とともに歩むはずであった人生の筋書きを書き換えていくプロセスにともに伴走することかもしれません。
遺族が人生の筋書きを書き換えるプロセスの中で、どんな人に出会うのか、どんなサポートを受けるのかで、筋書きは変わってくると考えます。
遺族に寄り添うとはどのようなことなのか、共に考える時間にしたいと思います。
日程
15:00 | 開会 |
---|---|
15:10 | 講義(途中、休憩有り) |
16:40 | 質疑 |
17:00 | 閉会 |
参加費
無料
申し込み
6月25日(火)までにお電話・FAX又はEメールにてお知らせください。
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